ちょこっと鎌倉へ(続き) 2月25日(火) [鎌倉の寺社]
今日から最高気温が二桁になり暖かくなる予報です。
残った雪も一気に融けるでしょう。
本格的な春が待ち遠しいですね。
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前回の記事の続きです。
2月18日に九品寺、海臧寺と廻り、北鎌倉の浄智寺に向かいました。
この時はまだ雪がかなり残っていました。
浄智寺の入り口の光景はいつ行っても心が惹かれるものがあります。
まず総門を通ります。
「寶所在近」とは寶は近くにあるということではありません。
「彼岸はすぐ近くにある、立派な僧侶になるためにもっと修行せよ」という意味だそうです。
総門をくぐり、前へ進みます。
浄智寺があるところは日当たりが悪く、雪がかなり残っています。
大勢の人々が通った階段はすり減っています。
先に見える門は山門で、鎌倉では珍しい、鐘楼門になっています。
階段を上がり、拝観料を払い、中に入ります。
私が散歩する近所ではほとんど終わってしまった蝋梅が、ここではまだ咲いていました。
後ろの建物は仏殿で、曇華殿(どんげでん)と呼ばれています。
中には木造三世仏坐像が安置されています。
左から、阿弥陀如来、釈迦如来、弥勒菩薩。
蝋梅の横にはしだれ梅が咲いていました。
仏殿の裏には、庫裏があり広い庭が広がっています。
茅葺屋根の風情のある建物です。
すぐ近くに槇の木があり、石像が立っています。
子供を抱いた観音様?の像でした。
仏殿の横には小さな門があり、三椏の花が咲きかけています。
もうすぐ一斉に開くでしょう。
何の建物か知りませんが、まだ雪が沢山残っていました。
椿も今が盛りでした。
蝋梅はもう終わりです。
朱印帳を持っていたのでご朱印をいただきます。
浄智寺は鎌倉三十三観音第三十一番札所です。
山号は「金宝山」です。(金と宝の山?)
臨済宗円覚寺派の禅寺で鎌倉五山第四位です。
また鎌倉七福神の布袋尊もあります。
いい顔してますね。
蝋梅の向こうに山門を見ながら浄智寺を出ました。
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本日もご訪問ありがとうございました。
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