日光街道を歩く④-1 3月15日(金) [街道歩き]
昨日は冬に逆戻りしたような寒い曇天の一日でした。
今日からは晴天の良い天気が続きそうです。
3月13日(水)に日光街道の続きを歩きました。
前回は冷たい強風で粕壁宿で終了しました。
春日部駅からスタートです。
粕壁宿の中心地を出て新町橋を渡ります。
こういう道から始まります。
おそらくこれが昔の4号線だったと思われます。
しばらく進むと大きな白壁があります。
史跡ではなさそうです。
その横に道標がありました。
左日光道の文字が見えます。
この先で現在の4号線と合流します。
この先の16号線の交差点を直進しさらに進むと左手に古いお寺がありました。
小渕山観音院正賢寺です。
大きな山門がありました。
2年前の地震で被害を受けたようでくぐりぬけることは出来ません。
門には仁王像があります。
補強の金具が片方外れています。
(調べていたら以前の写真はXのように金具が付いていました)
(正面から見た写真を拡大してみたら下に落ちていました)
この山門は石の土台に置いてあるだけなんですね。
元は中心に乗っていたと思いますが、ずれているのがわかります。
こちらが本堂です。
本堂の中です。
本尊は聖観音で「こぶとり観音」と呼ばれているようです。
お参りして先へ進みます。
杉戸町に入ります。
道路の上に「すきすきすぎーと36」という表示が見えます。
こんな物がありました。
北緯36度線のモニュメントだそうです。
ちょっとした休憩スペースがあり、暑くなったので一枚着ているものを脱ぎました。
さらに進むと九品寺というお寺があります。
傍らに道標がありました。
日光街道にはこんな道標がたくさんあります。
これは移設した物のようですが、正確には、左が江戸です。
今はこれを頼りに歩く人がいるわけではないので問題ないでしょうが、少し気遣いが必要です。
古い家が残っています。
軒下に昔の農機具が置いてありました。
何年もそのままでしょうね。
所々にお寺があります。
馬頭院というお寺でした。
石材店もいくつかありました。
再びメイン道路からはずれて静かな道路になります。
三本木の一里塚跡に着きました。
日本橋から10番目の一里塚です。
道端に早咲きの桜が咲いていました。
花があるとほっとします。
杉戸宿の中心地へ入って行きます。
杉戸宿は江戸から5番目の宿場町で本陣1つ、脇本陣2つ、旅籠屋が46軒の宿場町です。
古い作り酒屋がありました。
文政5年(1822年)創業の関口酒造です。
杉戸宿という銘柄のようです。
こちらは銭湯です。
午前中だったのでまだ開いてはいませんでしたが、奥のほうでは薪の準備をしていました。
本陣跡地前という交差点名です。
左へ行くと東武動物公園駅です。
所々に古い家が残っています。
立派な蔵付きの家もありますね。
いったいどいうわけでこんな名前にしたでしょうね。
実際にお店はありました。
これは渡辺家という立派な家でした。
奥のほうにも大きな蔵がありいます。
再び広い道になり、進みます。
神社も街道沿いにはよくあります。
稲荷神社横の建物は現在地域の集会所として使われています。
昔は「恭倹舎」という心学を学んだところがあったようです。
そのまま進むと茨島の一里塚跡の表示があります。
日本橋から11番目の一里塚です。
約43km歩きました。
ちょうど昼前になったので写真の「やまだうどん」で昼食にしました。
午後の記事は後日掲載します。
本日もご訪問ありがとうございました。
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Nikon 1 V2 / NIKOR 10-30mm f3.5-5.6