鶴岡八幡宮にて(包丁式) 9月9日(日) [鎌倉の寺社]
9月7日の記事に続きます。
< 撮影は9月3日です >
八幡宮の境内をブラブラし、舞殿まで来ると包丁式という看板があり、ちょうど始まるところでした。
包丁式とは
右手に庖丁刀、左手に真魚箸を持ち、まな板の上に置かれた料理材料には素手を触れずに、
自身の六根清浄を念じ、天下泰平、五穀豊穣を祈願しつつ、
庖丁の錆になる料理材料の生命に対して捧げる感謝の意を、
一刀一礼の作法にのっとり料理する儀式のことです。
光孝天皇の頃、時の料理名人四条中納言藤原朝臣山蔭(ふじわらのあそんやまかげ)が
宮中料理の諸作法を一つの方式に整え、四条流包丁式と命名されました。
各地の神事などで奉納されることがあります。(Web記事より引用)
似たような写真が続きます。
笙の音が聞こえてきました。
これは俎板のチェックをしているところです。
塩で清める事も行います。
素材である鯛が出てきました。
手で持っているように見えますが、紙を使って持っています。
白い装束の人にたすき掛けをしています。
この人が料理人です。
いよいよ始まります。
素材の鯛を見分しています。
包丁と真魚箸のチェックをします。
いよいよ取り掛かります。
鯛の骨は硬いので力が要るでしょうね。
頭が切り離されました。
続いて身を切り離します。
続いています。
俎板の上は見えませんので、何をしているかわかりません。
式題は「菊花之鯛」となってます。
自身の六根清浄を念じ、天下泰平、五穀豊穣を祈願しつつ、
庖丁の錆になる料理材料の生命に対して捧げる感謝の意を、
一刀一礼の作法にのっとり料理する儀式です。(Web記事より)
後ろへ回ってみました。
違う向きから見ました。
終わった魚は盛り付けられ供えられました。
どうやら終わりのようなのでこの場を離れました。
予想もしていなかった珍しいものを見ることが出来ました。
舞殿の屋根にはいつもと同じように、鳩が沢山止まっています。
境内入口にある源平池のハスは閉じていました。
本日もご訪問ありがとうございました。