日光街道を歩く ①-2 10月24日(水) [街道歩き]
前回の続きです。
日光街道歩き1日目のその2です。
その1はこちらです。
10月19日の撮影です。
吾妻橋でしばらく休憩した後、日光街道最初の宿場町千住宿へ向かいます。
松屋の横を通り進みます。
ここは東武伊勢崎線の駅でもあります。
日光、鬼怒川方面にはここから電車でいけます。
今度は履物問屋が目立つようになって来ました。
小売しませんの表示が見えます。
言問橋(ことといばし)西の交差点をわたるとすぐに待乳山聖天(まつちやましょうでん)があります。
ここは浅草寺の子院です。
聖天(大聖歓喜天)を祀り、夫婦和合と金運に御利益が あります。
このあたりはどこからでもスカイツリーが見えます。
こんな写真を撮っていて、本堂の写真を撮るのを忘れました。
このすぐ近くに作家の池波正太郎が住んでいたとのことです。
先に進みます。
グループホームなごみという施設に、こんなバスがありました。
まだ進みます。
南千住の駅に近づいてきました。
このあたりに来ると、車も多くはありません。
このあたりは地名は変わっていますが、昔、山谷と言っていたドヤ街の近くです。
J Rの貨物線の陸橋を超えると、小塚原の首切地蔵があります。
ここは江戸の三大刑場(鈴ヶ森、大和田、小塚原)のひとつです。
南千住の駅のすぐそばです。
そのまままっすぐ進むと、千住大橋があります。
下は隅田川です。
いよいよ千住宿の入り口です。
石像は松尾芭蕉です。
芭蕉は住んでいた深川から千住まで船で来て、ここから奥の細道の旅へ出発しました。
こういう細い通りになります。
この道の両側には青果問屋があり、昭和の初めまで続いたといわれてます。
今でもこんな看板が掛けてあります。
東海道でもこんなところはたくさんありました。
ここは将軍が鷹狩りに来たときの茶店跡です。
だんだんと賑やかな商店街に入っていきます。
宿場には問屋場(といやば)というものがあり、人足、馬を用意しておき、次の宿場までの運搬手配をするところです。
いよいよ宿場の中心地へ来ました。
この辺りに本陣があったと言われてます。
北千住駅の近くです。
宿場町を町のシンボルとしているでしょうか。
ここはどんなところでしょうか。
入ってみたらパンフレットが置いてあり、観光案内所のようなところでした。
店のシャッターにはこんな絵が描いてあります。
東海道にもいくつかありましたが、お店が閉まっている時しかわかりません。
この家は紙問屋だった「松屋」の横山家の建物で、江戸後期の建物だということです。
その向かいには、絵馬屋の吉田家があります。
代々、絵馬、凧、行灯などを作ってきた際物問屋です。
この2軒の建物だけが、昔の名残がある建物でした。
ここで賑やかな商店街は終わり、水戸街道の分岐点につきました。
ここでこの日の行程は終了にしました。
この日の歩行距離は、約9km、歩数は約17,000歩でした。
この日は午後の出発だったためあまり長い区間を歩きませんでしたが、次は朝から歩くつもりです。
この後北千住の駅の方へ引き返します。
鉢石宿は日光街道の最後の宿場です。
まだ34里もあります。
北千住は電車の乗り換え、通過だけで、降りたことはありませんでした。
初めてこの町を歩くことが出来ました。
千住宿の次は、草加、越谷と続きますがこの先のスケジュールはまだ決めておりません。
冬になる前にもう少し行きたいと思っていますが、寒風の中の北関東はパスします。
次の区間を歩いたときにはまたレポートをアップします。
桜の日光までには終了したいと思っています。
本日はご訪問ありがとうございました。
北千住〜隅田川〜その辺りを。。。
赤ん坊を背負って良く散策したこと思い出して〜〜〜
とても懐かしいです。。。
by 沈丁花 (2012-10-24 05:47)
おはようございます。
今度は日光街道ですか!
街並みはすっかり変わってしまっていますが
ところどころに昔の名残があるのですね。
by kuwachan (2012-10-24 07:04)
歩くと違う世界が
見えますね~
by kazu-kun2626 (2012-10-24 08:11)
いよいよ長い旅路の始まりですね。
昔は千住辺りで鷹狩が出来るほどだったんでっすね。
北千住には兄が居たので何度か行きました。
by 旅爺さん (2012-10-24 10:22)
浅草寺近辺、隅田川近辺は、年数回、散策していますので、見たことのある景色が、ありますね。
by テリー (2012-10-24 11:41)
こんにちは^^
待乳山聖天には行ったことがありますが、その他は未知の場所。
興味深く拝見いたしました。
江戸の昔に思いを馳せる建物があると何だか嬉しくなります^^
by mimimomo (2012-10-24 11:55)
知らない街並みですが、見せて戴いて
やっちゃ場の女と言う映画の題名を思い出しました。
by akanenosora (2012-10-24 12:02)
歩くと色々な珍しいものに出会えますね。
by Silvermac (2012-10-24 12:12)
待乳山聖天は浅草浅草寺の子院なんですか?
聖天歓喜院・・・我が故郷も妻沼聖天様歓喜院と
いって3大聖天の一つと言われてるんですよ!
by yoko-minato (2012-10-24 12:20)
レトロなバス、私が軽井沢で見たのとよく似ていますね。
北千住の駅、随変わっていて驚きました。
by 青い鳥 (2012-10-24 16:01)
こんばんは。
愚息北千住のちかくなので、なつかしく駅見ました。
by 夏炉冬扇 (2012-10-24 21:11)
成る程江戸の町もこうしてみると古い屋敷がまだまだあるんですね、
それにしても日光までを歩くなんて思い切りましたね、春までには日光に到着予定ですか?
無理なされませんように風邪にもお気をつけてください。
by 馬爺 (2012-10-24 21:55)
歩いているといろいろなモノが、目に飛び込んできますね。
by なんだかなぁ〜。横 濱男です。 (2012-10-24 22:35)
沈丁花さん
この辺りは、思い出残る土地なんですね。
kuwachanさん
近所の散歩だけでは飽きてくるし、何か目標を立てて
物事を行うことで、健康づくりの一環です。
kazu-kun2626さん
街歩きの変形ですが、それなりに歴史のあるところを歩きますので
楽しいですよ。
旅爺さん
ボチボチ進めていきます。宿場以外に何にも無かったのでしょう。
テリーさん
きれいなところ、そうでないところ、いろいろあります。
mimimomoさん
待乳山聖天は初めて存在を知りました。こういう発見も楽しい
街道歩きです。
akanenosoraさん
そういう映画があったのですか。
私は今回初めてこの言葉を知りました。
Silvermacさん
何気ないものでも、歴史を感じさせるものは随所にあります。
yoko-minatoさん
妻沼聖天歓喜院は国宝に指定されましたね。
ここは小さな寺でした。
青い鳥さん
このバスはどこか軽井沢のバスと同じ工場で作っているので
しょうね。
夏炉冬扇さん
おやそうですか。私は北千住を歩くのは初めてで新鮮でした。
馬爺さん
東海道を歩いているので、それと比べたら小さな計画です。
東海道のときは、「とりあえず横浜まで歩いてみよう」が
始まりでした。
なんだかな~。横 濱男です さん
車で移動していたら、発見できない楽しさがあります。
by takenoko (2012-10-25 04:23)
北千住は、「奥の細道」の出発点ですね。
芭蕉はここから旅だってたくさんの句を残されたのね。
歩くと色々な出会いがあって楽しそう♪ 歩いてみたい。
by せつこ (2012-10-25 05:54)
お早うございます。
東京以北は未知の世界なので、何もかもo(^-^)oワクワク
by yakko (2012-10-25 06:26)
都心から一歩踏み出すと、昔の風情が残っていますね~。
by Mitch (2012-10-25 10:11)
何気なく見てしまう・・・履物屋さん、なんとなく
風情を感じてしまいます。
by Take-Zee (2012-10-25 19:51)
旅、羨ましいですよ。
たくさんいい写真を見せてくださいね。
by さとし (2012-10-25 22:48)
せつこさん
歩いて旅をするのも、名物おいしいものがあったりして
楽しいものですよ。
yakkoさん
私もこちらの方面はあまりなじみが無いので、楽しみです。
Mitchさん
これから先、だんだん昔の風景に近くなるでしょう。
Take-Zeeさん
日光街道は、進むと、繊維、おもちゃ、履物と少しずつ商品が
変わってきます。
さとしさん
歩いてですよ。さとしさんなら走って行くでしょうね。
by takenoko (2012-10-26 04:58)
歴史を感じさせるものがたくさん残っていますね~我が町も見直してみようか。
by OJJ (2012-10-29 08:52)
北千住は、正月に七福神めぐりを少ししましたが、
宿場町を前面に出していて、面白いな~と思いました。
しかし、日本橋から歩いてこれる距離だったんですね。^^
by deko (2012-10-29 22:50)